仙台・羅須地人協会(らすちじんきょうかい)、公式ホームページです。http://rasuchijin.jpn.org/


Guidance for membership application

 入会のご案内
代表 大内 秀明  

 「東北」に暮らすわたしたちは、2011年3月11日、複合厄災(大地震、巨大津波、地盤沈下、原発災害)に見舞われ、大自然がもつすさまじい破壊力・威力を見せつけられました。近代技術文明の脆さ、儚さを身に染みて感じた瞬間でもありました。
 それは、わたしたちにとって近代社会を根源的に問い直すきっかけとなり、また、かつて宮沢賢治が設立した「羅須地人協会」という農民芸術学校の思想との共鳴を示唆しました。周知のように宮沢賢治の「学校」は、19世紀のイギリスにおいてアーツ&クラフツ運動の旗手として知られたウィリアム・モリスが、ロンドンのテムズ川河畔に設立した職人学校「ハマスミス社会主義協会」に触発されたものでした。
 わたしたちは、脱官製に学校の軸足を置いた宮沢賢治の精神に触発されながら、2013年に自由学校「仙台・羅須地人協会」を開校しました。
 この自由学校は3つの柱からなる理念に基づいて運営されています。
 1つは「働き方を考える」。働くことの意味を問い直し、「働く哲学」を打ち立てながら、「働く場」、「働く仕組み」の再構築をめざそうとするものです。その軸として想定しているのが<協同>です。
 もう1つは「暮らし方を考える」。自然・生態系の維持を尊重する地域社会のなかで日常生活を営もうとするものです。
 そしてもう1つは、これら2つの柱をあわせた「生き方を考える」です。いわば効率という不自由から抜け出し、できるかぎり自然を友として「生きる」ことをめざすものです。
 こうした3つの柱を理念とする自由学校「仙台・羅須地人協会」への、みなさまの入学をお待ちしております。
(2016.3.12)

What's New

「おしらせ」
    今年度のプログラムがすべて終了しました。有り難うございました。
    新年度の予定に関しては、近日中に掲載します。

 □2017年度、第4期「セミナー」が開講しました。
  〇『資本論』セミナー
     昨年度の「21世紀のいま、マルクス『資本論』を読み解く」に続くシリーズです。

                      講師 大内 秀明(本協会代表)
     ・テキスト:宇野弘蔵『資本論の経済学』(岩波新書)
     ・『資本論』が初めての方も大歓迎。

    第1回 2017年 5月27日(土)午後2時〜4時
    第2回      6月24日(土)午後2時〜4時
    第3回      8月26日(土)午後2時〜4時
       *第4回目以降の日程は、後日、発表します。

  〇農業・食糧問題セミナー
     我々の生活の基盤である農業・食糧問題にかんして5回シリーズで考えたいと思います。

    第1回 大内 秀明(本協会代表)          7月29日(土)午後2時〜4時
    第2回 工藤 昭彦(東北大学名誉教授)       8月19日(土)午後2時〜4時
    第3回 遠藤 保雄(元国連食糧農業機関戦略部長)  9月16日(土)午後2時〜4時
    第4回 未 定*                  10月21日(土)午後2時〜4時
    第5回 一般公開シンポジウム*           11月18日(土)
       *詳細については、後日、発表します。

 □新しい「講座」も準備中です。
     @「セミナー座」「講座」とも会場は、本協会事務所「復興協同センター・仙台」です。
     Aお問い合わせや申し込みは、メール・電話・FAXなどでお願いします。
     B定員は、約25名です。
     Cいずれも資料代として、500円を頂きます。



   〇2つの「評論」も好評連載中です。
  ・「持論・時論」第59回「中国主導の「一帯一路」構想への参加を考える」 (大内 秀明)
  ・「復興・協同」通信 No.25「“定年28号”愛知から東北へ(6)最終回」(中野 明)

       が掲載されました。

 

  

   〇『変革のアソシエ』(社会評論社)に本会員の論考が掲載されています。
   ・第26号、2016.10
     大内秀明「日本資本主義の終わりは始まったのか?(中)」
   ・第25号、2016.7
     大沼珠恵「“保育園落ちた、日本死ね!”のブログに思う」
     大内秀明「日本資本主義の終わりは始まったのか?(上)」
   ・第24号、2016.4
     半田正樹、Book Review「本山美彦『人工知能と21世紀の資本主義』」
   ・第23号、2016.2
     辻隆一「仙台市の復興の現状と課題」
     千葉訓道「福島の震災復興事業 脱原発に繋がる再エネ事業の立上げ 」
     半田正樹「「東北」における地域循環型社会序説」
     増子義久「ドキュメント「イーハトーヴ騒動記」」
   ・第22号、2015.10
     千田敬三「今 農に生きる」
   ・第21号、2015.7
     今野禎市郎「砂浜 天下の大景」
   ・第20号、2015.4
     大江勝秋「東日本大震災をモチーフにした小説「不思議な電話」
               (松田武信、新潮社、2014年)を読んでー生死生」
      



Event information

 ありがとうございました。

1.21 賢治・秀松 農民芸術祭 −耀(かがよ)う午後−

 300名を超える熱心な来場者を得ることができ、大盛況のうちにプログラムを終了しました。
 その際に、展示した「資料」をネット上に公開してほしいとのご要望をいただきました。
 つきましては、以下の資料を掲載します。

  @ご挨拶[はじめに](大内秀明)
  A秀松をガイドして盛岡周辺を歩いた「賢さん」(大内秀明)
  B東京独逸学院でドイツ語の講習を受けた賢治と秀松(大内秀明)
  C秀松も参加した岩手・江刺郡地質調査(大内秀明)
  D宮沢賢治と高橋秀松の略年譜
  E論稿T グスコーブドリの伝記について(高橋秀松)
  F論稿U 寄宿舎での賢治(高橋秀松)
  G宮沢賢治から高橋秀松への書簡(宮沢賢治)

   当日の講演資料
   「宮沢賢治と高橋秀松 −名取川・広瀬川水系「地域創生」を目指した二人の友情への賛歌 −」

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 宮沢賢治は、90年前、私塾「羅須地人協会」を立ち上げました。青年たちに農業技術を教えるかたわら、のちの農業協同組合である「産業組合」の必要性を説き、また農における労働は「農民芸術」であるとして農民文化運動に取り組みました。
 その賢治の生涯にとって、高橋秀松は大きな存在でした。両者は、盛岡高等農林学校いらいの盟友であり、交流も長く続きました。秀松は、戦後に郷里である名取に戻り、宮城の農業協同組合の創設に中心的な役割を果たすとともに、名取市の初代市長に就任しました。
 しかし、これまで賢治と秀松の関係は研究者にもほとんど取り上げられていません。本会では秀松の再発掘を図ることを通して、農協や農民運動に新たな視点を提供したいと思います。

  ○日時 2017年1月21日(土)13時00分〜16時00分(開場12時30分)
  ○会場 名取市文化会館(仙台空港アクセス線「杜せきのした」、徒歩8分。
       タクシー利用の場合は名取駅からが便利です。)
  ○プログラム
    基調講演 「宮沢賢治と高橋秀松」大内秀明(仙台・羅須地人協会代表、東北大学名誉教授)
    太鼓演奏 「復興太鼓」宮城県農業高等学校和太鼓部
    群  読 宮沢賢治作「かしわばやしの夜」ほか
          NPOシニアネット仙台朗読グループ「注文の多い料理店」(代表:加藤益子)
  ○主催 仙台・羅須地人協会

 

  ○協力 NPOシニアネット仙台「賢治教室」
  ○後援 名取市、河北新報社、JA宮城中央会、宮城県生協連、みやぎ生協、宮城県森連、宮城県漁協、
      日専連仙台、宮城県農業信用基金協会、NPOワーカーズコープ、あいコープみやぎ、

  ○入場料 無料。当日、直接会場にお越しください。 入場定員、約400名




賢治農民芸術祭 −響(とよ)む午後−
 今年は、宮沢賢治生誕、W・モリス没後120年に当たります。宮沢賢治は、1926年に花巻農学校を退職ののち花巻町下根子に私塾「羅須地人協会」を設立し、農民芸術運動を展開しました。それは、アーツ&クラフツ運動を提唱したW・モリスの「ハマースミス社会主義協会」に呼応したものです。賢治は、その時の決意と覚悟を「農民芸術概論要綱」で述べています。それに倣って賢治作品の合唱、朗読、そして演舞などを通して、賢治に親しみ、農民芸術の現代的意味を検証したいと思います。

  ○日時 2016年1月9日(土)13時00分〜16時00分(開場12時30分)
  ○会場 仙台市宮城野区文化センター パトナシアター
  ○プログラム
    開会挨拶 半田正樹(東北学院大学教授)
    基調講演 大内秀明(仙台・羅須地人協会代表 東北大学名誉教授)
         「賢治「芸術をもて、あの灰色の労働を燃やせ」」
    公演 合唱 混成合唱団グラン(指揮:佐賀慶子、ピアノ伴奏:渡邊梨絵)
       演舞 岩手県立花巻農業高等学校 鹿踊り部
       朗読 『ポラーノの広場』NPOシニアネット仙台「注文の多い料理店」代表:加藤益子)
       司会 田中史郎(宮城学院女子大学教授)

  ○後援 河北新報社、NPOワーカーズコープ東北支部、あいコープみやぎ、JA宮城中央会、
     宮城県生協連、みやぎ生協、宮城県森連、宮城県漁協、日専連仙台、宮城県農業信用基金協会
  ○協力 NPOシニアネット仙台「賢治教室」、秋保大滝農園
  ○入場料 無料。当日、直接会場にお越しください。 入場定員、約200名

 
     
○主催 仙台・羅須地人協会

   ◎超満員、大好評のうちに終了しました。ありがとうございました。 「河北新報」にも記事が掲載されました。




戦後70年 日本経済の軌跡
 宮城学院女子大学人文社会科学研究所 第24回 公開講演会(シンポジウム)

 日時:2015年10月31日(土)午後1時〜4時(開場、12時30分)
 会場:日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)
     地下鉄「旭ケ丘」下車、徒歩2分
 入場料:無料(予約の必要なし)
  レポーター 田中史郎(本会員、日本経済論、経済学博士)
  コーディネーター 姚国利(国際経済論、経済学博士)


   ◎大好評のうちに終了しました。ありがとうございました。




出版記念講演会「蘇るW・モリス、宮沢賢治そして共同体社会主義へ」
 W.モリス、E.B.バックス/大内秀明監修、川端康雄監訳『社会主義〜その成長と帰結』(晶文社)と、大内秀明、平山昇『土着社会主義の水脈を求めて〜労農派と宇野弘蔵』(社会評論社)の刊行を記念して講演会を行います。大内秀明氏と川端康雄氏の講演、特別ゲストに佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)を招いての鼎談を予定しています。
  日 時 ◇ 2015年1月25日(日)14時〜16時半
  会 場 ◇ 連合会館201号室(千代田区神田駿河台3-2-11)
  参加費 ◇ 1,200円
  定 員 ◇ 80〜90名
 主催 仙台・羅須地人協会東京支部
 協力 社会評論社、晶文社
   ◎超満員、大好評のうちに終了しました。ありがとうございました。




「仙台・羅須地人協会」1周年と「賢治とモリスの館」10周年記念会
   −ウィリアム・モリスと夏目漱石、それから宮沢賢治−
 宮沢賢治は、1926年に花巻農学校の教職を辞し、『農民芸術概論大綱』を著すとともに私塾「羅須地人協会」を開設して農民芸術運動を展開しました。もっとも、その理念にアーツ&クラフツ運動の担い手として知られるウィリアム・モリスの思想が反映されていたことは、あまり知られていません。  そして、夏目漱石は、ロンドン留学時代(1900〜1902年)にW.モリスに関心を懐き、その著述を日本に持ち帰りました。それが現在は東北大学図書館に「漱石文庫」として所蔵されていることも、また、あまり知られていません。  本記念会では、モリス、漱石、賢治に通底する文学的思想的系譜を詳らかにしたいと思います。


会 場 仙台文学館
日 時 2015年2月15日(日)13時より
定 員 150名
参加費 無料


 ◎200名以上の参加者をもって、大好評のうちに終了しました。ありがとうございました。


Publication

○本協会の新刊です。


  本書は、2015年2月15日に仙台文学館で行われた「「仙台・羅須地人協会」1周年と「賢治とモリスの館」10周年記念会」の記録です。
 大内秀明『ウィリアム・モリスと夏目漱石、それから宮沢賢治』


○2冊の著作が刊行されました。
  
M.モリス、E.B.バックス(著)、大内秀明(監修)、川端康雄 (監訳)『社会主義』晶文社(左)
大内秀明 、平山昇 (著)『土着社会主義の水脈を求めて−労農派と宇野弘蔵 −』社会評論社(右)


○「賢治とモリスの館」の創設10周年を記念して、図書とテキスタイルが完成しました。

  
大内秀明『宮沢賢治の「羅須地人協会」―賢治とモリスの館開館十周年を迎えて―』(左)
「Garden Museum Restaurant Anniversary 10th」 と染め抜かれたテキスタイル(右)




 〇「運営委員会」が開催されます。
    2017年 月 日(土)、0時30分〜1時30分。