仙台・羅須地人協会(らすちじんきょうかい)、公式ホームページです。https://rasuchijin.jpn.org/


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  大内代表、「宮沢賢治賞奨励賞」受賞
 大内秀明当協会代表が、この9月に「宮沢賢治賞奨励賞」*を受賞されました。直接の受賞対象作品は、『甦るマルクス−「晩期マルクス」とコミュニタリアニズム、そして宮澤賢治』(社会評論社、2022年)ですが、選考理由に、「大内氏はこれらの基盤にある共同体思想が晩期マルクスと共通するものであることを指摘し、さらにそれは現代資本主義社会の問題やコロナ危機を乗り越える方途ともなる可能性を示唆している。」と記されています。
   *「宮沢賢治賞」とは、宮沢賢治に関する優れた研究・評論・創作などを顕彰するために、花巻市によって創設された賞です。

 わたしたちは「仙台・羅須地人協会」の会員として誇りに思い、「センダードつうしん」の特別号を編むことによって祝意を示すことにしました。大内経済学が、宮沢賢治の思惟・思索とついに合流する地点にいたったことを皆が理解し、納得しつつ表現された「祝祭のことば」です。

    センダードつうしん 第8号(特別号)

  
  休会のお知らせ
 東日本大震災後の社会を考え、宮沢賢治の想いを継ぐべしとの思いで設立した協会活動も、大内代表が宮沢賢治賞奨励賞を受賞し、10年の節目を迎えました。
 そしてその先の活動とは何か。更に進むために、次世代に繋ぐために、再考の踊り場として休会し、しばらく活動を休止致します。
 支えて頂いた皆様に感謝しつつ、宮沢賢治の想う生き方が皆様にも強く新たなものとなりますよう祈りつつ・・・。どのような形になるかは見通せませんが、再開(開会)する日まで。


Seminar and Seminar

□羅須(ラス)ゼミ
2021年
  第15回 「安藤昌益を引き合いに農耕社会を考える@」末永 茂 6月5日(土)午後1時半〜3時半
        報告資料を掲載します。
  第16回 「安藤昌益を引き合いに農耕社会を考えるA」末永 茂 7月3日(土)午後1時半〜3時半
       ⇒終了しました。
  第17回 「ジャン・ジャック・ルソーの思想とわたしたち−その6」山形 欽一 10月2日(土)午後1時半〜3時半
  第18回 「ジャン・ジャック・ルソーの思想とわたしたち−その7」山形 欽一 11月6日(土)午後1時半〜3時半
  第19回 「現代の課題:基本テーゼ策定のための論点整理」末永 茂 12月4日(土)午後1時半〜3時半
2022年
  第20回 「『金融化』期の金融政策について:新著『ポスト・ブレグジットの金融政策』に関連して」
          斉藤 美彦 2022年 3月 5日(土)午後1時半〜3時半
     新型コロナウイルス感染急拡大の状況に鑑み順延します。後の日程については、後日お知らせします。
  第21回 「「ロシアの侵略戦争」−議論の手がかりに−」半田 正樹 4月2日(土)午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
  第22回 「原子力発電と核開発―原発と軍事にかんしての考察― @」田中 史郎 5月7日(土)午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
  第23回 「原子力発電と核開発―原発と軍事にかんしての考察― A」田中 史郎 6月4日(土)午後1時半〜3時半
        2つの資料を掲載します。資料@、   資料A。
  第24回 「原発コストの謬説−資源エネルギー庁「原発のコストを考える」批判−」田中 史郎 7月2日(土)午後1時半〜3時半
        資料を掲載します。
  第25回 「放射性廃棄物処理問題への関わりを通して見えてきたこと」芳川 良一 9月3日(土)午後1時半〜3時半
  第26回 「放射性廃棄物処理問題への関わりを通して見えてきたこと−その2」芳川 良一 10月1日(土)午後1時半〜3時半
        改定版の資料を掲載します。
  第27回 「原発問題を考える−その中間的まとめ−」半田 正樹 11月5日(土)午後1時半〜3時半
        資料を掲載します。
  第28回 「絵本から賢治、仙台・羅須地人協会へ」大沼 珠恵 12月3日(土)午後1時半〜3時半
         資料を掲載します。 A、  B、  C、  D。
2023年
  第29回 「『自由意志』について−『自由』、『自由意志』あるいは『自由意志による自己責任』−」
         資料を掲載します。  金森 明男 2月4日(土)午後1時半〜3時半
  第30回 「『自由意志』について−『自由』、 『自由意志』あるいは『自由意志による自己責任』−、その2」
        資料を掲載します。A.前回のまとめB.補足資料C.強制不妊。 金森 明男 3月4日(土)午後1時半〜3時半
  第31回 「放射性廃棄物処理問題への関わりを通して見えてきたこと−GX基本方針と放射性廃棄物ー」
        資料を掲載します。 芳川 良一 4月1日(土)午後1時半〜3時半
  第32回 「(途上国)ビジネス人生の棚卸!−人生110年時代(兼)生涯現役に向けて!−、その1」
         資料を掲載します。               河合 秀次 4月15日(土)午後1時半〜3時半
  第33回 「(途上国)ビジネス人生の棚卸!−人生110年時代(兼)生涯現役に向けて!−、その2」
          資料を掲載します。             河合 秀次 5月20日(土)午後1時半〜3時半
  第34回 「宮沢賢治と音楽 〜賢治とSPレコード〜 その1」  佐々木孝夫 6月3日(土)午後1時半〜3時半
          資料を掲載します。
  第35回 「宮沢賢治と音楽 〜賢治とSPレコード〜 その2」  佐々木孝夫 6月17日(土)午後1時半〜3時半
          資料を掲載します。
  第36回 「『文学と共同体』――哲学と思想、そして文学とは何か」平山 昇 7月1日(土)午後1時半〜3時半
          資料を掲載します。
  第37回 「平山報告『 文学と 共同体』を承けて ― 柄谷行人著『力と交換様式』を読む」半田 正樹 7月15日(土)午後1時半〜3時半
          資料を掲載します。
  第38回 「宮沢賢治とエスペラント」佐藤 竜一 8月5日(土)午後1時半〜3時半
          資料を掲載します。
  第39回 「大内秀明、一つのモリス・バックス論」田中 史郎 8月19日(土)午後1時半〜3時半
          資料を掲載します。
  第40回 「宮沢賢治とベジタリアニズム」佐藤 竜一 9月2日(土)午後1時半〜3時半
          資料を掲載します。


□第6期「セミナー」が始まりました。
 2021年
  第1回「オルタナティブ社会を考えるための概論」 半田 正樹 2021年3月20日(土) 午後1時半〜3時半
      資料を掲載します。
  第2回「マルクスのオルタナティブ論−マルクス思想の編年的考察ノート−」 田中 史郎 6月19日(土) 午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
  第3回「マルクスのオルタナティブ論−マルクス思想の編年的考察ノート−、その2」 田中 史郎 7月17日(土) 午後1時半〜3時半
  第4回「オルタナティブな協同組合としてのアソシエーションへ 1」 平山 昇 9月18日(土) 午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
  第5回「オルタナティブな協同組合としてのアソシエーションへ 2」 平山 昇 12月18日(土) 午後1時半〜3時半
 2022年
  第6回「オルタナティブな協同組合としてのアソシエーションへ 3」 平山 昇 2022年1月15日(土) 午後1時半〜3時半
       資料1.資料2.を掲載します。
  第7回「『オルタナティブ社会』論のポイント整理」」 半田 正樹 4月16日(土) 午後1時半〜3時半
     資料を掲載します。
  第8回「オルタナティブの1つのかたち−『地域循環型社会』」半田 正樹 5月21日(土) 午後1時半〜3時半

  第9回「オルタナティブの1つのかたち−『地域循環型社会』 その2」半田 正樹 6月18日(土) 午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
  第10回「大内秀明「『オルタナティブ社会』論について」をめぐって T」半田 正樹 7月16日(土) 午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
  第11回「大内秀明「『オルタナティブ社会』論について」をめぐって U」半田 正樹 8月20日(土) 午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
  第12回「大内秀明「『オルタナティブ社会』論について」をめぐって V」半田 正樹 9月17日(土) 午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
  第13回「「少子高齢化」についての論点整理 1」田中 史郎 10月15日(土) 午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
  第14回「「少子高齢化」についての論点整理 2」田中 史郎 11月19日(土) 午後1時半〜3時半
  第15回「「少子高齢化」についての論点整理 3 −大内「少子化論」を巡って−」田中 史郎 12月17日(土) 午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
 2023年
  第16回「大内秀明『ウィリアム・モリスのマルクス主義』(平凡社新書)を読む(1)」半田 正樹 1月21日(土) 午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。 資料1、  資料2、  資料3、
  第17回「大内秀明『ウィリアム・モリスのマルクス主義』(平凡社新書)を読む(2)」半田 正樹 2月18日(土) 午後1時半〜3時半
       資料を掲載します。
  第18回「ウイリアム・モリスとアーツ&クラフツ運動」斉藤 淳子 3月18日(土) 午後1時半〜3時半
        資料を掲載します。


  ・なお、感染防止対策を添付の文書のように考えておりますので、ご協力下さい。

           *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

 ・会場は、「シニアネット仙台」です。ここをクリックすると地図が示されます。


○『センダードつうしん』既刊
  会報名は、宮沢賢治が童話「ポラーノの広場」で「仙台」をエスペラント風にもじって「センダード」と表現したことにちなむものです。
   センダードつうしん 第8号
   センダードつうしん 第7号
   センダードつうしん 第6号
   センダードつうしん 第5号
   センダードつうしん 第4号
   センダードつうしん 第3号
   センダードつうしん 第2号
   センダードつうしん 第1号
   今後、年に3〜4回のペースで発行し、会員のみなさまにお届けいたします。なお、みなさまからの原稿を随時受け付けております。


  ・運営委員会のお知らせ
     運営委員会の日程が決まりましたらお知らせします。


Memorandum

「ストップ!女川原発再稼働」意見広告の会が、紙面デモ(意見広告)に参加と協力を呼びかけています。
  具体的には、「河北新報」に意見広告を出すという試みです。








  詳しくは、左の画像をクリックしてご覧ください。(大きなチラシが現れます。)
   「ストップ!女川原発再稼働」意見広告の会



「女川原発再稼働と選挙 Web会議 Vol.4」のお知らせ(2021年3月21日1
  下記のポスターのように、「女川原発再稼働と選挙 Web会議 Vol.4」が開催されます
  (画像をクリックすると、大きなポスターが現れます。)
    ⇒終了しました。 




 □「羅須(ラス)ゼミ」
     第1回 「小林秀雄のあれこれ」大江勝秋 2019年7月6日(土)午後1時半〜3時半
     第2回 「ローカルエリアの流通機構」内田龍男 8月3日(土)午後1時半〜3時半
     第3回 「近代日本150年を東北の視点から斬る」齋藤敬三 9月7日(土)午後1時半〜3時半
     第4回 「シェールオイルが抱えるリスク」谷口和雄 10月5日(土)午後1時半〜3時半
                レジュメデータ1データ2
     第5回 「ジャン・ジャック・ルソーの思想とわたしたち−その1」山形欽一
                              11月2日(土)午後1時半〜3時半
     第6回 「ジャン・ジャック・ルソーの思想とわたしたち−その2」山形欽一
                              12月7日(土)午後1時半〜3時半
     第7回 緊急「羅須ゼミ」「現代若者世代の行動基準を考える」半田正樹
                  資料 2020年2月1日(土)午後1時半〜3時半
     第8回 「世界経済分析の方法と課題」 末永茂 (元いわき明星大学)
                      [レジュメ] 7月4日(土)午後1時半〜3時半
     第9回 「ジャン・ジャック・ルソーの思想とわたしたち−その3」山形欽一
                              8月1日(土)午後1時半〜3時半
     第10回 「就職氷河期世代支援についてーコロナ禍のなかでー」加藤 純子
                              9月5日(土)午後1時半〜3時半
     第11回 「世界市場と資本主義;実証と理論の諸関連について」末永茂
                    資料1 資料2  10月3日(土)午後1時半〜3時半
     第12回 「ジャン・ジャック・ルソーの思想とわたしたち−その4」山形欽一
                              11月7日(土)午後1時半〜3時半
     第13回 フリー・トーク「COVID-19 後を展望する」半田正樹
                     資料 12月5日(土)午後1時半〜3時半

     第14回 「ジャン・ジャック・ルソーの思想とわたしたち−その5」山形欽一
                              2021年3月6日(土)午後1時半〜3時半
 □第5期「セミナー」
   新セミナー「大内秀明『資本論』を語る」
    ・『資本論』が初めての方も大歓迎。
      [2018年]
     第1回 9月29日(土)午後2時〜4時
            *10月27日(土)の予定は中止します。
     第2回 11月17日(土)午後2時〜4時
            テキスト(1)「冒頭「商品論」について」があります。クリックしてください。
     第3回 12月15日(土)午後2時〜4時
      [2019年]
     第4回 1月19日8(土)午後2時〜4時
            テキスト(2)「価値形態論と「交換過程」論」があります。クリックしてください。
     第5回 2月16日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(3)「価値尺度と「一物一価の法則」」があります。クリックしてください。
     第6回 3月16日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(4)「貨幣の資本への転化」があります。クリックしてください。
     第7回 4月20日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(5)「資本の価値増殖 「経済法則」と「経済原則」」があります。クリックしてください。
     第8回 5月18日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(6)「『資本論』第 2 巻「資本の流通過程」の位置づけ」があります。クリックしてください。
     第9回 7月20日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(7)「可変資本の回転と労働力商品」があります。クリックしてください。
     第10回 9月21日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(8)「固定資本の回転と技術革新」があります。クリックしてください。
     第11回 11月16日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(9)「第7篇「資本の蓄積過程」の篇別構成」があります。クリックしてください。
     第12回 12月21日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(10)「資本蓄積の一般的法則と景気循環」があります。クリックしてください。
      [2020年]
     第13回 1月18日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(11)「「所有法則の転変」と唯物史観」があります。クリックしてください。
     第14回 2月15日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(12)「資本主義経済の物神性」があります。クリックしてください。
     第15回 7月18日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(13)「平均利潤と生産価格」があります。クリックしてください。
     第16回 10月17日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト(14)「超過利潤と地代」があります。クリックしてください。
     第17回 11月21日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト「(15)利潤率の低下と資本の絶対的過剰生産」があります。
     第18回 12月19日(土)午後1時半〜3時半
            テキスト「(16)信用と利子率、金融恐慌の必然性」があります。

            

 □第4期「セミナー」
  〇『資本論』セミナー
         昨年度の「21世紀のいま、マルクス『資本論』を読み解く」に続くシリーズです。

                      講師 大内 秀明(本協会代表)
     ・テキスト:宇野弘蔵『資本論の経済学』(岩波新書)
    第1回 2017年 5月27日(土)午後2時〜4時(終了)
    第2回      6月24日(土)午後2時〜4時(終了)
    第3回      8月26日(土)午後2時〜4時(終了)
    第4回      9月23日(土)午後2時〜4時(終了)
    第5回      10月28日(土)午後2時〜4時(終了)
    第6回     12月23日(土)午後2時〜4時(終了)
    第7回 2018年  2月 3日(土)午後2時〜4時(終了)
    第8回        3月 3日(土)午後2時〜4時(終了)
    第9回       4月 28日(土)午後2時〜4時(終了)
    第10回      5月 26日(土)午後2時〜4時(終了)
    第11回      6月 30日(土)午後2時〜4時(終了)
    第12回      7月 28日(土)午後2時〜4時(終了)

 □「講 座」−−新しい講座が終了しました。
    第1講座 「仮想通貨とは何か」 半田正樹、5月12日(土)午後2時〜4時(終了)
    第2講座 「『現代日本の経済と社会』*を読む −第7-8章を中心として−」
                       田中史郎、6月9日(土)午後2時〜4時(終了)
    第3講座 「『現代日本の経済と社会』*を読む −第5-6章を中心として−」
                       田中史郎、7月21日(土)午後2時〜4時(終了)
             *田中史郎(2018)『現代日本の経済と社会』社会評論社

     @「セミナー」「講座」とも会場は、「シニアネット仙台」です。
     Aお問い合わせや申し込みは、メール・電話などでお願いします。
     B定員は、約25名です。
     Cいずれも資料代として、500円を頂きます。




 〇2つの「評論」も好評連載中です。
  ・「持論・時論」第82回 戦後最長の景気拡大とアベノミクス幻想:戦後体制の転換を迎えて
                                   (大内 秀明)

  ・「復興・協同」通信 No.25「“定年28号”愛知から東北へ(6)最終回」(中野 明)

       が掲載されました。

 

Publication

書籍情報
○本協会関連の新刊です。

  本書は、「K.マルクス−W.モリス−宮沢賢治−宇野弘蔵」という水脈をたどる、著者のコミュニタリアニズム論の全貌が展開されている好書です。

 大内秀明『甦るマルクス−「晩期マルクス」とコミュニタリアニズム、そして宮澤賢治』(社会評論社、2022年)









  ○本協会関連の新刊です。

  本書は、晩期マルクスによる「共同体社会主義」の思想、W.モリス、E.B.バックスそして日本の労農派社会主義と宇野弘蔵の接点を探る一冊になっています。

 大内秀明『日本におけるコミュニタリアニズムと宇野理論』社会評論社、2020.7










○本協会関連の新刊です。
      篠原弘典・半田正樹編著『原発のない女川へ』(社会評論社)が9月初旬に刊行されまsした。
        申込書がありますのでダウンロードしてご利用ください。


○本協会関連の新刊です。

  本書は、大震災の復興を射程に入れた水系モデル「スマートコミュニティ構想」を提起、エネルギーを含めた地域の諸問題を考える一冊になっています。

 大内秀明、吉野 博、増田 聡/共編著『自然エネルギーのソーシャルデザイン』鹿島出版会、2018.4.30
 なお、その他の執筆者は、岩谷芳江、田中史郎、千葉訓道、半田正樹、皆川典久の方々です。

       本書の「書評」が「河北新報」(2018年7月22日)に掲載されました

○本協会の書籍です。


  本書は、2015年2月15日に仙台文学館で行われた「「仙台・羅須地人協会」1周年と「賢治とモリスの館」10周年記念会」の記録です。
 大内秀明『ウィリアム・モリスと夏目漱石、それから宮沢賢治』


○2冊の著作が刊行されました。
  
M.モリス、E.B.バックス(著)、大内秀明(監修)、川端康雄 (監訳)『社会主義』晶文社(左)
大内秀明 、平山昇 (著)『土着社会主義の水脈を求めて−労農派と宇野弘蔵 −』社会評論社(右)


○「賢治とモリスの館」の創設10周年を記念して、図書とテキスタイルが完成しました。

  
大内秀明『宮沢賢治の「羅須地人協会」―賢治とモリスの館開館十周年を迎えて―』(左)
「Garden Museum Restaurant Anniversary 10th」 と染め抜かれたテキスタイル(右)




   〇『変革のアソシエ』(社会評論社)に本会員の論考が掲載されています。
   ・第26号、2016.10
     大内秀明「日本資本主義の終わりは始まったのか?(中)」
   ・第25号、2016.7
     大沼珠恵「“保育園落ちた、日本死ね!”のブログに思う」
     大内秀明「日本資本主義の終わりは始まったのか?(上)」
   ・第24号、2016.4
     半田正樹、Book Review「本山美彦『人工知能と21世紀の資本主義』」
   ・第23号、2016.2
     辻隆一「仙台市の復興の現状と課題」
     千葉訓道「福島の震災復興事業 脱原発に繋がる再エネ事業の立上げ 」
     半田正樹「「東北」における地域循環型社会序説」
     増子義久「ドキュメント「イーハトーヴ騒動記」」
   ・第22号、2015.10
     千田敬三「今 農に生きる」
   ・第21号、2015.7
     今野禎市郎「砂浜 天下の大景」
   ・第20号、2015.4
     大江勝秋「東日本大震災をモチーフにした小説「不思議な電話」
               (松田武信、新潮社、2014年)を読んでー生死生」
      



Event information

 ありがとうございました。

     9.26 女川原発の再稼働を止めよう! 宮城県民大集会









 13:30 仙台市錦町公園 
 14:00 アピール行進 
     (マスクを着けてご参加を)

 主催 さよなら原発みやぎ県民大集会実行委員会
    http://dkazenokai.blog.fc2.com/




 ありがとうございました。

  出版記念講演会
     講 師:半田正樹(東北学院大学名誉教授)
     日 時:2019年12月14日(土)18:30〜20:30
     会 場:仙台市市民活動サポートセンター6Fセミナーホール
         地下鉄南北線「広瀬通駅」西5番出口
     主 催:みやぎ脱原発・風の会 連絡先 090-8819-9920 hag07314@nifty.ne.jp(舘脇)




本と映画の対話
  11.3 水系のシンフォニー
     〜震災復興の地域社会モデル〜

 『自然エネルギーのソーシャルデザイン』(大内秀明・吉野博・増田聡編著、鹿島出版会、2018年)は、仙台・広瀬川水系を前提とする自然エネルギーによる地域循環型社会の構想を提起した本です。また、『おだやかな革命』は、自然エネルギーによる地域再生をテーマとする映画(製作:いでは堂、2017年)です。
 この2つの基本的スタンスがちょうど一致するところから、本と映画の対話を企画しました。自然エネルギーに基づく、本当の意味で「豊かな」地域社会を創りだすきっかけにしたい、これが基本の催しです。

 
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   ・日時 2018年11月3日(土)
   ・会場 東北学院大学 土樋キャンパス「ホーイ記念館」地下、「多目的ホール」
        〒980‐8511 仙台市青葉区土樋1-3-1  地下鉄南北線「五橋駅」南1出口
   ・プログラム
      13:30 開会(13:00 開場)
        1. 開会挨拶 大内秀明(仙台・羅須地人協会代表)
        2.「おだやかな革命」上映
          休憩
        3. 本と映画の対話
          千葉訓道(飯舘電力専務、『自然エネルギーのソーシャルデザイン』共著者)
          渡辺智史(『おだやかな革命』監督)
          司会:半田正樹(仙台・羅須地人協会)
         フロアーとの交流
       16:30 閉会
   ・共催 仙台・羅須地人協会、生協あいコープみやぎ
   ・後援 河北新報社、鹿島出版会、JA宮城中央会、宮城県生協連、みやぎ生協、宮城県森連、
        宮城県漁協、日専連仙台、宮城県農業信用基金協会、NPOワーカーズコープ、みどり宮城
   ・入場料 無料。当日、直接会場にお越しください。 入場定員、150名




  〇「東北農業の課題」セミナー
     我々の生活の基盤である農業・食糧問題にかんして5回シリーズで考えたいと思います。
    第1回 「『農林水産業の消滅』危機の克服!」
                 大内 秀明(本協会代表)7月29日(土)午後2時〜4時 (終了)
    第2回 「農業構造改革と農協」
               工藤 昭彦(東北大学名誉教授)8月19日(土)午後2時〜4時(終了)
    第3回 「行動が問われる農業改革 − 座して死を待つか!改革への飽くなき挑戦か!」
                   遠藤 保雄(仙台大学)9月16日(土)午後2時〜4時(終了)
    第4回 「集落営農が目指すもの」
         後藤利雄(加美よつば農協、営農販売部部長)10月21日(土)午後2時〜4時(終了)
    第5回 公開シンポジウム(終了しました。)
        「土に聴く−震災後の「東北」農業の課題」

 「仙台・羅須地人協会」は、6年前の「3.11東日本大震災」以来、「暮らし方」「働き方」「生き方」を皆で話し合い、見直すといういわゆる「自由学校」としての活動を行ってきました。また岩手が生んだ詩人・宮沢賢治が1926年に創設した私塾「羅須地人協会」は「農民芸術学校」としても知られていますが、わたしたちも、その賢治の志を念頭に、二度にわたり公開イベント「農民芸術祭」を実施しました。これらの活動を踏まえて、「農民芸術」の本儀に焦点をあてて、「農業のこれから」を議論する公開シンポジウムを開催します。


       ○日 時 2017年11月25日(土) 13時30分〜16時(開場13時)
       ○会 場 東北学院大学 土樋キャンパス「ホーイ記念館」地下 多目的ホール
            〒980‐8511 仙台市青葉区土樋1-3-1  地下鉄南北線「五橋駅」出口南1
       ○プログラム
        ・開会挨拶 大内秀明(仙台・羅須地人協会代表、東北大学名誉教授)
        ・問題提起 「農業構造改革という課題」 工藤昭彦(東北大学名誉教授)
        ・パネルディスカッション
         パネリスト 工藤昭彦(東北大学名誉教授)
               遠藤保雄(仙台大学シニア上級研究員・元国連食糧農業機関
                     日本事務所長)
               後藤利雄(加美よつば農協営農販売部部長)
               大越健治(みやぎ生協代表理事・専務理事)
            司会 半田正樹(東北学院大学教授)

 

*なお、詳細については、ここをクリックしてください。




1.21 賢治・秀松 農民芸術祭 −耀(かがよ)う午後−

 宮沢賢治は、90年前、私塾「羅須地人協会」を立ち上げました。青年たちに農業技術を教えるかたわら、のちの農業協同組合である「産業組合」の必要性を説き、また農における労働は「農民芸術」であるとして農民文化運動に取り組みました。
 その賢治の生涯にとって、高橋秀松は大きな存在でした。両者は、盛岡高等農林学校いらいの盟友であり、交流も長く続きました。秀松は、戦後に郷里である名取に戻り、宮城の農業協同組合の創設に中心的な役割を果たすとともに、名取市の初代市長に就任しました。
 しかし、これまで賢治と秀松の関係は研究者にもほとんど取り上げられていません。本会では秀松の再発掘を図ることを通して、農協や農民運動に新たな視点を提供したいと思います。

  ○日時 2017年1月21日(土)13時00分〜16時00分(開場12時30分)
  ○会場 名取市文化会館(仙台空港アクセス線「杜せきのした」、徒歩8分。
       タクシー利用の場合は名取駅からが便利です。)
  ○プログラム
    基調講演 「宮沢賢治と高橋秀松」大内秀明(仙台・羅須地人協会代表、東北大学名誉教授)
    太鼓演奏 「復興太鼓」宮城県農業高等学校和太鼓部
    群  読 宮沢賢治作「かしわばやしの夜」ほか
          NPOシニアネット仙台朗読グループ「注文の多い料理店」(代表:加藤益子)
  ○主催 仙台・羅須地人協会

 

  ○協力 NPOシニアネット仙台「賢治教室」
  ○後援 名取市、河北新報社、JA宮城中央会、宮城県生協連、みやぎ生協、宮城県森連、宮城県漁協、
      日専連仙台、宮城県農業信用基金協会、NPOワーカーズコープ、あいコープみやぎ、

  ○入場料 無料。当日、直接会場にお越しください。 入場定員、約400名


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 300名を超える熱心な来場者を得ることができ、大盛況のうちにプログラムを終了しました。
 その際に、展示した「資料」をネット上に公開してほしいとのご要望をいただきました。
 つきましては、以下の資料を掲載します。

   @ご挨拶[はじめに](大内秀明)
   A秀松をガイドして盛岡周辺を歩いた「賢さん」(大内秀明)
   B東京独逸学院でドイツ語の講習を受けた賢治と秀松(大内秀明)
   C秀松も参加した岩手・江刺郡地質調査(大内秀明)
   D宮沢賢治と高橋秀松の略年譜
   E論稿T グスコーブドリの伝記について(高橋秀松)
   F論稿U 寄宿舎での賢治(高橋秀松)
   G宮沢賢治から高橋秀松への書簡(宮沢賢治)

  当日の講演資料
   「宮沢賢治と高橋秀松 −名取川・広瀬川水系「地域創生」を目指した二人の友情への賛歌 −」




賢治農民芸術祭 −響(とよ)む午後−
 今年は、宮沢賢治生誕、W・モリス没後120年に当たります。宮沢賢治は、1926年に花巻農学校を退職ののち花巻町下根子に私塾「羅須地人協会」を設立し、農民芸術運動を展開しました。それは、アーツ&クラフツ運動を提唱したW・モリスの「ハマースミス社会主義協会」に呼応したものです。賢治は、その時の決意と覚悟を「農民芸術概論要綱」で述べています。それに倣って賢治作品の合唱、朗読、そして演舞などを通して、賢治に親しみ、農民芸術の現代的意味を検証したいと思います。

  ○日時 2016年1月9日(土)13時00分〜16時00分(開場12時30分)
  ○会場 仙台市宮城野区文化センター パトナシアター
  ○プログラム
    開会挨拶 半田正樹(東北学院大学教授)
    基調講演 大内秀明(仙台・羅須地人協会代表 東北大学名誉教授)
         「賢治「芸術をもて、あの灰色の労働を燃やせ」」
    公演 合唱 混成合唱団グラン(指揮:佐賀慶子、ピアノ伴奏:渡邊梨絵)
       演舞 岩手県立花巻農業高等学校 鹿踊り部
       朗読 『ポラーノの広場』NPOシニアネット仙台「注文の多い料理店」代表:加藤益子)
       司会 田中史郎(宮城学院女子大学教授)

  ○後援 河北新報社、NPOワーカーズコープ東北支部、あいコープみやぎ、JA宮城中央会、
     宮城県生協連、みやぎ生協、宮城県森連、宮城県漁協、日専連仙台、宮城県農業信用基金協会
  ○協力 NPOシニアネット仙台「賢治教室」、秋保大滝農園
  ○入場料 無料。当日、直接会場にお越しください。 入場定員、約200名

 
     
○主催 仙台・羅須地人協会

   ◎超満員、大好評のうちに終了しました。ありがとうございました。 「河北新報」にも記事が掲載されました。





出版記念講演会「蘇るW・モリス、宮沢賢治そして共同体社会主義へ」
 W.モリス、E.B.バックス/大内秀明監修、川端康雄監訳『社会主義〜その成長と帰結』(晶文社)と、大内秀明、平山昇『土着社会主義の水脈を求めて〜労農派と宇野弘蔵』(社会評論社)の刊行を記念して講演会を行います。大内秀明氏と川端康雄氏の講演、特別ゲストに佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)を招いての鼎談を予定しています。
  日 時 ◇ 2016年1月25日(日)14時〜16時半
  会 場 ◇ 連合会館201号室(千代田区神田駿河台3-2-11)
  参加費 ◇ 1,200円
  定 員 ◇ 80〜90名
 主催 仙台・羅須地人協会東京支部
 協力 社会評論社、晶文社
   ◎超満員、大好評のうちに終了しました。ありがとうございました。




「仙台・羅須地人協会」1周年と「賢治とモリスの館」10周年記念会
   −ウィリアム・モリスと夏目漱石、それから宮沢賢治−
 宮沢賢治は、1926年に花巻農学校の教職を辞し、『農民芸術概論大綱』を著すとともに私塾「羅須地人協会」を開設して農民芸術運動を展開しました。もっとも、その理念にアーツ&クラフツ運動の担い手として知られるウィリアム・モリスの思想が反映されていたことは、あまり知られていません。  そして、夏目漱石は、ロンドン留学時代(1900〜1902年)にW.モリスに関心を懐き、その著述を日本に持ち帰りました。それが現在は東北大学図書館に「漱石文庫」として所蔵されていることも、また、あまり知られていません。  本記念会では、モリス、漱石、賢治に通底する文学的思想的系譜を詳らかにしたいと思います。


会 場 仙台文学館
日 時 2015年2月15日(日)13時より
定 員 150名
参加費 無料


 ◎200名以上の参加者をもって、大好評のうちに終了しました。ありがとうございました。



・TANAKA teat1
・TANAKA teat2